こんにちはritaです。
そごう・西武の逆さ読み正月広告が話題ですね。
反対から読むと全く別の内容になり斬新なスタイル。
その広告の詳細はもちろん、
一体誰が誰がどうやって考えたのだろう?
広告会社はどこなんだろう?
素朴な疑問で恐縮ですが調査させて頂きます!
もくじ
逆さ読み正月広告とは?
こちらがそごう・西武の正月広告として
起用されたオリジナルの広告画像です。
参照元:そごう・西武
この11行の文章を反対から読むと
全く反対の内容にガラッと変わります。
反対から読むというのは、下から上へ逆に読み進めると
いう意味ですね。
ご覧頂き易いように
文字の部分だけを拡大させて頂きますね。
参照元:そごう・西武提供 *一部加工済
色の加減で読みにくい方の為に、
文章をタイプさせて頂きますね。
こちらです。
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
出典: そごう・西武
上から普通に読みますとネガティブな内容ですが、
反対に下から読むとポジティブな内容に
ガラッと変わりますね。
この言葉ってどこかで聞き覚えがありません?
そうです、あのラグビーワールドカップで日本が
当時世界No1にランクされているアイルランドとの
決戦の前にジャパンのジェイミージョセフヘッドコーチが
お詠むになられた詩に似ていますね。
その時の世界を驚かせた試合の記事はこちらです↓
また、
その試合で活躍されたそごう・西武さんの広告の文面にも
出て来るような奇跡をおこされた中心選手はこちらとなります↓
で、
こちらの広告で出てくるお相撲さんは炎鵬関と
言われる、幕内で最軽量の力士です。
身長が僅か168センチで、体重98キロ。
力士としてはかなり小柄なのが特徴です。
ですが、
小柄な体を自身の武器として捉え、
闘う姿勢で注目を集めています。
今回はそんな炎鵬関の逆境にもめげずに勇ましい姿が
広告のイメージに合致するということで
採用されたと、そごう・西武の広報担当者さんは
ご説明されています。
また、
そごう・西武さんの百貨店商売も
現在はネットでの個人売買が主流になるなかで、
土俵際まで追い込まれる状況ではあるけれど、
踏ん張って行きたいという意志も込められているそうです。
こういった背景を知ると
公告一つに込められて製作者や、
公告として自社の名前を載せている会社の
意志を感じます。
公告の背景にある人間の思いを知るって興味深いですね。
誰が考えたの? 広告会社はどこ?
withnewsさんのそごう・西武の広報担当者への
取材によりますと、広告会社の名前については、
言及されておられませんでした。
博報堂か電通かなと思いましたが
色々と調べさせて頂きますと、
過去に、そごう・西武の広告を大々的に手掛けた
会社名が明らかになりました。
そちらが
ソニーさんと電通さんが共同出資されている広告会社の
株式会社フロンテッジ FRONTAGE INC.と企業さんです。
2017年に樹木希林さんとそごう・西武さんの
タイアップでこのような広告を発表されています。
https://www.frontage.jp/
実際には、
こんな感じでまさに大々的な広告実績をお持ちの企業さんです。
https://www.frontage.jp/
こういったそごう・西武さんの広告を制作された
過去の事実を踏まえさせて頂きますと、
株式会社フロンテッジ FRONTAGE INC.さんが
今回の逆さ読み広告を制作された企業さんである
可能性もありますね。
ただ、
電通さんや博報堂さん含め、
どちらの広告企業さんも現時点では、具体的な公表はされて
おられませんので推測の域は出ないことはご了承下さいませ。
いずれにせよ、
優秀なクリエイターさんが、
公告の背景にある、思いや、メッセージを本質まで
掘り下げた上で、具体的な言語でアウトプットして
いる様子が伺えますね。
追加情報が取れましたら更新させて頂きますね。
まとめ
ということで今回は、
・逆さ読み正月広告とは?
・誰が考えたの? 広告会社はどこ?
について調査させて頂きました。
素敵な広告って背景にある色んな思いを分かり易く伝えているんですね。
最後までお読み頂き有難うございました。