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こんにちはritaです。
ラグビーワールドカップ日本対アイルランド戦で
最後のワンプレーでアイルランドの選手が最後の
ワンプレーを示すブザーがなった後でまさかのキックで
ボールを外に蹴り出しました。
そしてゲーム終了。
日本の勝利となりました。
なぜアイルランド蹴り出したらゲーム終了で
負けが確定する場面でキックを選択したのでしょうか?
調査します!
もくじ
アイルランドが日本戦のラストワンプレーでキックを選択した驚愕の理由!【ラグビーワールドカップ2019】
解説の人もおもわず口に出していましたが、
”なぜ蹴ったのか?”
ラグビーのルールを知っている人は
誰もがそう思ったのではないでしょうか。
なぜなら最後のワンプレーでボールを蹴り出すと
いうことは、ゲーム終了。
負けを意味します。
なのでどの試合でも通常はパスをして
ボールを継続し続けるという選択をします。
そんな中での
まさかのアイルランドのキックという選択。
その理由は何だったのでしょうか?
大声援の為、
アイルランドの選手に最後ワンプレーを示す
ブザーの音が聞こえなかったのでしょうか。
それとも疲弊しきっていて
体がキックを本能的に選択してしまったのでしょうか。
MVPのセクストン選手が不在であった為
精神的支柱をうしなっていたからでしょうか。
疑問は残りますがいずれにしても
このワンプレーは争点になりそうですが、
試合後のアイルランドの監督のインタビューでも
その点にも触れられることはありませんでした。
そして解説の五郎丸選手も
この点には触れてはおられません。
この点に触れるのはヤボなのかもしれませんね。
ただやはり気になります。
ですので
何度も何度も録画ビデオを見返して
誰かが何かを言っていないかと言葉を
拾っていくと思わぬ情報が手に入りました。
それがこちら。
”勝ち点1をアイルランドは取りにいったのでは?”
というコメントです。
このコメントはNHKのラグビー解説の方が
”ひらめいた!”という感じで発信された情報です。
で勝ち点1について調査してみますと、
負けても7点差以内で負けた場合には
ボーナスとして勝ち点1が与えられるんですね。
ちなみにボーナス点が与えられる場合として
他には、4トライ以上を挙げた場合があります。
この場合もボーナス点の1点が与えられます。
ラグビーの勝ち点は
勝った場合は4点。
引き分けた場合は2点。
負けた場合は0点なので、
負けは負けでも勝ち点1があるか
ないかでは予選リーグの突破など
今後に影響しますよね。
日本は前回大会で3勝したものの
予選リーグを得点差で突破出来なかったと
いう事実を踏まえてもこの1点の重要性は
理解出来ますね。
そういった得点も考慮して考えると
アイルランドはゲーム終盤で体力的にも
限界に来ていた。
そこでもうこれ以上は戦えないと
いう選択を9番からボールを受けた
キッカーがした。
*キッカーについての詳しい情報はこちらです↓
なので
ラストワンプレーで試合が終了することは
分かっていてが、次の試合のことも考えて
キックを選択しゲームを終了させたのでは
ないか?
そんな可能性もありますね。
ただ現時点では公式見解は出ていませんので
推測の域を出ていませんが何か情報が入りましたら
追記させて頂きますね。
(アイルランドHCの正式見解の情報が入りましたので
2019/09/29に追記させて頂きました。)
いずれにしても日本の歴史的勝利に
間違いはありません。
素直に喜びましょう!
そして次の試合に備えましょう!
追記(2019/09/29):アイルランドのジョー・シュミッドHCが語った本当の理由が超冷静で戦略的!
9月28日の夜の番組で
元ラグビー日本代表のスラムハーフの
堀越正巳さんがこの点についてご自身の見解を
明らかにされておられました。
結論から申し上げると
上述させて頂いた勝ち点1を
アイルランドは取りに行ったのだろう
と同じ見解でした。
そして
試合が明けた翌日の9月29日の
試合後のプレス会見でやはりこの最後に
キックで蹴り出した理由について質問が
あったようです。
そちらの指摘に対して
アイルランドのジョー・シュミッドヘッドコーチは
このようにその理由を語りました。
狙ったのは勝ち点”2”ではなく、
勝ち点”1”。
7点差以内の負けに与えられる勝ち点”1”を
なんとしてでも欲しかった理由を明かされて
いました。
それに対して
”THE ANSWER”編集部さんは
アイルランドのジョー・シュミッドヘッドコーチ
の言葉の真意をこのように分析されています。
裏返せば、これ以上攻めれば、圧倒されている日本にトライを奪われ、「1」が「0」に減るリスクを感じていたということになる。結果、最後は負けているアイルランドが自ら終わらせる選択で笛を鳴らせた。それは、日本の強さを認めているが故の選択だった。https://the-ans.jp/
そして
この分析を裏付けるかのようなコメントを
アイルランドのシュミッドHCは以下のように
されています。
「厳しく強いチームと思っていて、その通りだった。クオリティが高い選手がいて、抑え込むのが難しい。今日は日本を祝福したいと思う。日本は私が予想した通りのプレーをしていた」https://the-ans.jp/
これで
なぜアイルランドが最後にボールを
蹴り出したのかが明確になりましたね。
生放送でテレビの解説者の方が
言われていたように
7点差以内の敗者に与えられる勝ち点”1”を
拾いにいったということでしたね。
負けを認めた上で、
これからも続く大会に備えての戦略的決断。
キャップ数が多く経験値の高いアイルランドだからこそ
出来た判断だったかもしれませんね。
こうやって理解すると
やはりそこはもう超一流のプロ集団であることが
見えてきますね。
僕がいうな!と突っ込まれそうですが。笑
ただ、実はこの試合の結末を
予想したかのようなコメントを
生放送の実況中継でされていた方が
おられたんですよね。
マニアックな話で恐縮ですが、
そちらの方が、
元日本代表のキャプテンの廣瀬俊明選手です。
具体的には、
アイルランドのフォワードが維持の突進を仕掛けてきて
それを日本が必死のダブルタックルで阻止しきった後に
言われた言葉です。
”この「やりあい」に勝ったのだから、
もう怖いものはないでしょう”と。
関西弁で(笑)。
流石プロの視点は違いますよね。
素直に学びがあります。
長くなってしまって恐縮ですが、
実力のあるアイルランドだからこそ
相手の実力を明確に把握する力が
あったのかもしれません。
日本の勝利
本当に多くの人々に勇気を与えて
くれたと思います。
ありがとう!
ONE TEAM!
まとめ
というわけで今回は、
・アイルランドは対日本戦で最後になぜ蹴り出したのか?【ラグビーワールドカップ2019】
・追記(2019/09/29):アイルランドのジョー・シュミッドHCが語った本当の理由
について記事にさせて頂きました。
日本の歴史的大勝利。
正直僕は試合を星座してみていました。
そして日本選手の魂のタックルに涙腺が緩んだ
方々も多いのではないでしょうか。
おめでとう日本!
そしてありがとう日本代表ラグビーチーム!
ONE TEAM!
コメント
あれは選択ミスですね。
試合終わらすなら、真横に蹴ってもいいはず。
ラストワンプレーのフォーンが聞こえなかったか?それもあるかもだけど、試合時間をチェックするのは当たり前なのでは。
パニクってたのではないでしょうか?
戦略的なのであれば、すごーーい気になります♪