長野県諏訪市で
高級車をレンタルし、
返却期限を嘘の理由で延長し
挙句の果てに、
事故を起こして乗り捨てまで
したとの報道がありました。
一体、
その男とは誰で、
どのような理由で、
そのような行動を
したのでしょうか?
また、
その男は、
20歳とのことなので
少年法の適用はされませんが
なぜ実名報道されないのでしょうか?
気になりましたので
その点も併せて調査させて頂きましたら
以外な理由が見えました。
もくじ
『高級レンタカー連続乗り捨て』の概要
この事件は、
長野県諏訪市の
レンタカー店を訪れた男が、
当日返却の約束で
高級車を借りたまま
姿を消したというものです。
男が借りた高級車は、
衝突事故を起こし、
右前部が損壊した状態で見つかった。
車は、
延べ約1千キロを走行した後に、
大分県内で大破した無残な姿で見つかった。
男は車を乗り捨て、
さらに別の車で逃げたとみられ、
店は男が車を横領したとして
長野県警に被害届を出した。
被害を受けたのは
BMW社の黄色のスポーツカーで、
ボタン操作でオープンカーにもなり、
新車価格は500万円からだという。
男が
車を借りにやってきたのは、
9月17日午後3時ごろで、
提示した免許証には、
大阪府内に住む20歳と
記載されていました。
しかし、
男は5時間で返却する契約だったが、
同8時ごろになっても
未返却。。。
その後も
男の足取りは続き、
福岡県で
警察に事情を聴かれた2日後の
9月25日には
東大阪市にあるレンタカー店で
1日の約束で高級外車を借りました。
そして10月9日、
男が借りた車はレンタカー店から
約50km離れた
商業施設の駐車場で発見されました。
この事件では、
男が乗っているとみられる
5日間の走行距離は1300kmであり、
これは
大阪から北海道・稚内市までの
距離に匹敵します。
また、
乗り捨てられていたレンタカーには
飲み食いしたあとのごみや
ガソリンスタンドのレシートが残されており、
「体験料2万円」と書かれた封筒がありました。
体験料2万円というのが
気になります。
何だったのでしょうか。
また2万円というのも
高額です。
レンタカーも高級車で
高額でしたが、
散財する性格も垣間見れますね。
誰がどういう目的で乗り捨てをしたのか?
なぜやったのか?
高級レンタカーを乗り捨てた男は
返却期限では
母親が病気と偽り、
レンタルを延長していました。
その後も
店側はGPSで追跡しました。
そしてレンタル開始から6日後、
はるか離れた大分県宇佐市で
車は発見されます。
長野から、
のべ1000キロ以上を走り
乗り捨てられたスポーツカー。
店側の
「最初からだますつもりだったか」の
問いに、
男は
「そうなりますね」と答えています。
また、
レンタル料も
支払われていない客観的状況証拠から、
①レンタル料を支払うお金が無かった
②1000キロ以上を
運転していることから
相当、車の運転が好きであった。
③車をレンタルするときは
免許証のコピーをとるなど
身元がばれることで
逃げ切れるはずはないのだが、
それ以上に、
高級外車に乗りたいという
欲求が勝ってしまった。
と考えられます。
一言で言うと、
高級外車に乗りたいけど、
そんなお金はないから
レンタカーしよう。
レンタルして
日本一周したいけど、
そんなに長期間借りるお金も
ないので、
数日間だけ借りよう。
その後は、
もう高級外車に乗るのが
楽しくてやめられないから
逃げ切ってしまえ!と
いう身勝手な考えが
20代の若さと相まって
露出してしまったのでしょうか。
一言で説明出来てませんね。
すみません 🙇
具体的な動機については
報道されていませんが、
最初からだますつもりで
あったことを
認めている事実からも
その可能性が高いと思われます。
誰がやったのか?名前は?
高級レンタカーを乗り捨てした男が
提示した免許証には、
大阪府内に住む20歳と
記載されていると報道されています。
店は
男が車を横領したとして
長野県警に被害届を提出済みで、
その後、
逮捕され顔も名前も
下記のように報道されました。↓
・苗村泰樹容疑者20歳
詳しい報道はこちら↓
逮捕前は、
20歳なのに、
なぜ実名報道されていないのか?
という点が気になりましたので
その点についても
ひも解いていきたいと思います。
20歳なのに実名報道されない理由は?
20歳未満の場合は
少年法の適用され、
実名での報道はされません。
しかし、
少年法適用外の、
今回のように20歳以上の場合でも
すべての事件が実名で
報道されるわけではないようです。
以下に、
実名報道がされないケースを
いくつか挙げてみます。
少年事件:
少年法では、
年齢が20歳未満の少年については、
今後の更生可能性の高さ(可塑性)に鑑み、
実名や年齢、住居や容疑など
個人が特定できる記事や写真を
報道することは
原則として禁止されています。
これは今回はあてはまりませんね。
精神障害者:
刑法39条は
「心神喪失者の行為は、罰しない」と
規定しています。
心神喪失状態にある精神障害者は、
たとえ犯罪を行ったとしても
刑事責任能力がないため、
罰せられることはありません。
そのため、
被疑者に精神障害の疑いがあり、
刑事責任能力がないと判断される場合には、
実名報道は控える傾向にあります。
今回は男は、
冷静に店側とやり取りをしている様子から
精神疾患は認められない可能性が
高いと思われますね。
在宅事件:
逮捕されずに
在宅で捜査が進められている場合には、
実名報道ではなく
匿名報道になる傾向にあります。
『捜査が進められている場合』とありますので
捜査中で
犯人と決まったわけではないので
実名報道しないということですね。
こちらも今回の場合には
該当しないですね。
軽微な事件:
毎日起きる事件の中から
より社会的影響力の大きいものを選択して
事件報道をしています。
そのため、
軽微な事件については、
そもそもマスメディアが
取り上げないこともありますし、
仮に取り上げたとしても
匿名で報道される可能性があります。
上記4つの実名報道されないパターン
あることが分かりましたが
「高級レンタカー乗り捨て」事件の
男の実名が報道されなかった理由は、
現在も捜査中であるためなのでしょうか。
『軽微』の場合も
実名報道されないとのことですが、
既に全国的に報道されているニュースですので
『軽微』ではないように思えます。
またレンタカー店にとっては
重大な案件と思われます。
高級車を狙っておりますし。。。
ですので、
20歳という年齢上、
少年法の適用が20歳未満という
年齢と僅差であることも
考慮しての実名報道では
ないのかもしれませんね。
新たな情報が取れ次第、
追記させて頂きますね。
まとめ
今回は、
高級レンタカー乗り捨てをした
男と動機を中心に調査させて頂きました。
かっこいい車が好きという感情は
良いものだと思いますので
次は、
その欲求を満たすために
懸命に働いて、
稼いたお金で
気持ちよく
乗って欲しいと思います。^^
最後までお読み頂きありがとうございました。