こんにちは、ritaです！
２００メートル日本記録保持者でオリンピックでも
ご活躍された末續慎吾選手を走り幅跳びから短距離へ
競技転向させた天才美女・井村久美子さんが
「消えた天才」に出られますね！
末續選手を競技転向させたエピソードはもちろん、
それ以外にももの凄い人生を送られてきた
挫折を知る成功者・井村久美子さんの衝撃人生について
書かせて頂きました！
もくじ
Wiki風プロフィール
出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/
・名前 井村久美子
・愛称 イムクミ（イケクミ）
・国籍 日本
・ピンクが大好き
・趣味は部屋の掃除
・種目 走幅跳、100m障害走
・所属 アイディアメンタルトレーニングセンター
・生年月日 1981年1月10日（38歳）
・生誕地 山形県酒田市
・身長 166cm
・体重 53kg
・自己ベスト 走幅跳 : 6m86 (2006年)
100mH : 13秒02 (2007年)
参考：https://ja.wikipedia.org/wiki/
井村久美子さんは、
山形県酒田市出身で、酒田市立松原小学校、酒田市立酒田第三中学校、
日本大学山形高等学校→仙台育英学園高等学校を経て
福島大学を卒業し、2008年11月までスズキ陸上競技部に所属されていました。
小学校2年生から陸上を始め、小学校5年生で走幅跳4m46をマーク。
6年生では5m18という記録を叩き出し、
「驚異の天才少女」として注目を集めました！
中学校進学後もご活躍を続け、
1年生の時に12歳年齢別世界記録となる5m97をマークし、
全国中学校体育大会陸上競技女子共通走幅跳でも優勝！！
（発育差の大きい中学生の大会において、1年生が優勝することは稀）。
更に、この後、走幅跳で3連覇という金字塔を打ち立てました！
加えて、3年時には走幅跳、100メートルハードル、
100メートルジュニアハードルの3種目で日本中学記録を樹立されています！
もう凄いとしか言いようがありませんね (゜レ゜)
悲劇と復活
早熟ゆえの天才の悩みなのでしょうか。
水泳選手でも若くに大成されてその後、伸び悩む方が
多数おられますが、井村久美子選にも悲劇と復活劇がありました。
日大山形高校進学後、走幅跳で高校1年の年に行われた
アトランタオリンピックの参加標準記録を目指しますが、
慣れない下宿生活などで調子を崩し、
その年のベスト記録は5m85と前年より30cm以上も落ち込んでしまいました。
父親が仙台育英高校のコーチに就任したのを機に
同校に転校して再起を図りますが、
結局一度もインターハイを制覇することはできない
苦しい時期がありました。
高校最後の全国大会である国民体育大会こそ優勝しましたが、
高校3年間のベスト記録は6m14にとどまり
（ただしこの記録も高校トップクラスの好記録ではあります）、
またハードルでも、中学時代の記録を更新することはなかった。
自己との闘いである陸上競技において、
自己記録を下回ることは、天才ゆえに苦しかったことは
火を見るよりも明らかだったでしょう…
高校卒業後は福島大学に進学し競技を続けられます。
そこで父親から育成を託された川本和久監督のもと、
大学2年から技術面の改良に着手されます。
それまでの踏み切りと同時に両脚を前方へ投げ出す「かがみ跳び」
（『久美子ちゃんジャンプ』と呼んでいたそうである）から、
「シザース」（空中で脚を回転させる跳躍技術）への移行です。
また、体質改善にも積極的に取り組まれ
好物のチョコレートを断ち、
野菜中心の食生活に切り替えて7kgの減量に成功されました。
心技体、全ての点においてやれることは全てやられてますよね。
天才が努力するのですからこれはもう他の追随を許さない気がします。
これが功を奏し、
その秋の日本インカレで5年ぶりに自己記録を更新する6m29を跳び優勝！！
日本ジュニア選手権では6m46（＋2.7）の好記録をマークして優勝！
やったぁ！！ 書いている僕まで涙が…笑
更に、
その年の世界ジュニア陸上競技選手権大会（サンティアゴ大会）に出場され、
100mHで5年ぶりに自己記録更新！
走幅跳では6m43の日本ジュニア記録（当時、現在は中野瞳の6m44）をマークし
銅メダルを獲得！！。
そして2001年、
さらに飛躍し自己記録を連発する。
完全復活ですね。
ご本人の努力が実を結ばれたんですね。
素直に感動します…
日本選手権では、従来の日本記録（6m61）を大幅に上回る6m78の跳躍を見せます！
しかし花岡麻帆選手が同大会で6m82を跳び、
日本記録保持者にはなれませんでした。
この後も、井村選手と花岡選手は
世界大会代表がかかった日本選手権で数センチ差の接戦を
何度も見せられています。
まさに宿命のライバルですね。
文字を書いていたこれほど気持ちが高ぶったのは
初めてです… 涙
同年の世界陸上競技選手権大会（エドモントン大会）代表として、
予選を通過し11位に入りました！
長距離以外の女子選手が世界大会の決勝に進むことは少ない
のでこれまた偉業です！
また、ユニバーシアードでは銅メダルを獲得されました！。
まさに、
挫折を知る成功者！。
倒れても抗い、前進し続けるその姿に素直に
朝から感動して泣いてしまいました。実話です。笑
参照：https://ja.wikipedia.org/
末續慎吾選手のトラウマとなった衝撃エピソード【動画あり】
冒頭の紹介分と被りますが、
とっても凄いエピソードなのでもう少し詳しく
紹介しますね！
小学生時代に、
全国小学生陸上競技交流大会で、
後に2003年パリ世界選手権で銅メダルを獲得した同じ学年の
末續慎吾選手（ミズノ）に記録で勝ってしまいました！
これにショックを受けた末續選手は走幅跳をやめてしまいました。(゜レ゜)
参考：https://ja.wikipedia.org/
わぁー！もうこれは事件ですね。
女子が男子に運動で勝ってしまうっ！しかもその後の世界的陸上選手に！
末續選手はこれを「衝撃というよりトラウマ。桁外れでした」
と語っています。その動画がこちら。２０秒あたりです。
天才を救った亡き親友との絆
挫折から成功への道のりを辿った井村久美子選手ですが、
どん底に落ちた天才が奇跡の復活を遂げた裏には、
亡き親友との感動秘話がありました。
これも涙なしには書けませんでした。
2006年に親友でスズキ陸上部のチームメイトだった
森千夏（女子砲丸投選手）さんが、
虫垂ガンにより26歳の若さで他界されたのです…
井村久美子選手は高額の医療費を支援するための
募金活動を行い、告別式で弔辞を述べた一人でもあります。
その中で「北京（オリンピック）では
私が森ちゃんの分までメダル獲るからね」と
涙ながらに言葉を絞り出されました。
同じ動画ですみませんが、55秒あたりです。
2人は種目は違うが同期入社でもあり、
「北京では2人で必ずメダルを」と誓われていましたが、
その夢は叶いませんでした…
参照：https://ja.wikipedia.org/
まとめ
はい、今日は、
２００m日本記録保持者の末續慎吾選手を
走り幅跳びから短距離走へ競技転向させた
天才美女・井村久美子選手について
書かせて頂きました。
小学生にして天才と謳われ、その後の
挫折、親友の死を乗り越え、
成功を勝ち取られた井村久美子選手に
陸上選手としてだけではなく、
人として尊敬させられます。
今後の更なるご活躍を期待したいと思います！
