こんにちはritaです。
楽天モバイルCEOのタレックアミン氏が
退任されました。
楽天と言えば、赤字続きのために倒産するの
ではないかとネット上でも多くの著名人が
言及されている大企業です。
そのような赤字続きの中で
最も責任ある立場であった楽天モバイルCEOの
タレックアミン氏の年収はいくらだったのでしょうか。
CEOという役員の立場ですので、
通常の給料とは別に株式賞与、ストックオプションなど
複数の収入源がありますので、それぞれ
具体的な金額を調査したいと思います。
もくじ
楽天モバイルの位置づけ
楽天モバイルは楽天グループの中に属しています。
楽天グループの売上構成は四季報によりますと
インターネットサービス51(7)、
フィンテック31(15)、
モバイル17(-134)【海外】16
*2022・12
*()内は利益率
となっており、楽天モバイルの携帯事業の売上が
グループ全体の約2割を占めています。
一方で利益はマイナス134%と大赤字となっています。
売り上げはグループ全体の2割弱ですが、
利益が大幅にマイナスになることで、
グループ全体の利益を食い潰し赤字にして
しまっている状況です。
楽天モバイル事業を黒字にすることが出来れば
危機脱出というところですが、
それだけの魅力が楽天にはあるのか?
という点が懸念されているようです。
タレックアミン氏の楽天モバイルCEOになる前の経歴
タレックアミン氏は楽天モバイルの
最高経営責任者(CEO)に2020年の
3月30日に就任されていますが、
簡単に経歴を見ていきましょう。
ご出身はヨルダンです。
大学は米国。
仕事は、一貫して技術畑を歩んでいます。
米スプリント(現TモバイルUS)から、
世界第2位の携帯電話市場のインドでは、
最後発だった大手財閥リライアンス・インダストリーズ系を
トップシェアに引き上げた実績もお持ちです。
三木谷浩史会長のモバイル構想を
実現するための技術的知能と
技術を持ち合わせた人材であったわけですね。
これだけの人材でしかも楽天モバイルのCEOと
いうわけですから年収も相当であったことが
推測されます。
次に見ていきましょう。
タレックアミン元CEOの年収
楽天モバイルの役員報酬
楽天グループの役員報酬をIRから
確認すると、
2022年12月期では取締役9名に対して
報酬総額が6億3800万円となっています。
9名なので一人当たりにすると平均7088万円
ですが三木谷浩史会長に次CEOの立場の
タレックアミン氏はその中でも最も高額な
報酬を受けていたと推測されるので
1億以上は得られていたと思います。
また、タレックアミン氏が就任された
2020年からの役員平均報酬はこちらです。
2018年12月 3名 1億3833万
2019年12月 3名 1億6900万
2020年12月 3名 9700万
2021年12月 4名 1億3100万
2022年12月 9名 7088万
https://irbank.net/E05080/fee
毎年1億以上の平均役員報酬を
得ていることから給与収入だけでも
1億5千万円以上は固いと思われます。
楽天モバイルのストックオプション収入
ストックプションも楽天グループは
ありますが、
株価が下がっていることから
メリットを受けることが出来ないので
こちらは権利行使していないのでは
ないと考えられます。
ですので当収入はなしと考えられます。
配当収入
最後に保有株数からの報酬を見ていきましょう。
楽天モバイルの内部で人間であろうと
株を保有していれば、一般の外部株主と
同様に配当収入が得られます。
大株主の中にはタレックアミン氏の
名前は記載されておりません。
【株主】 [単]380,300名<22.12> 万株
合同会社クリムゾングループ 22,641(14.2)
三木谷浩史 17,634(11.0)
日本マスター信託口 14,352 (9.0)
三木谷晴子 13,262 (8.3)
日本郵政 13,100 (8.2)
MSIPクライアントセキュリティーズ 5,849 (3.6)
日本カストディ信託口 4,095 (2.5)
GサックスInt’l 2,819 (1.7)
BONYM140051 2,215 (1.3)
JPモルガンビハーフクライアンツJPMSPSEGR 1,484 (0.9)参照元:四季報
しかし、
企業のトップを務めているので
株主へのアピールの為にも相当数の株は
保有していたと思われます。
楽天グループは2020年から赤字になっていますが、
変わらず年間配当は4.5円/株と出し続けていますので
配当収入だけでも相当いくと考えられます。
では実際のタレックアミン氏の保有株数は
いくらだったのでしょうか?
【配当】 配当金(円)
17.12 4.5
18.12 4.5
19.12 4.5
20.12 4.5
21.12 4.5
22.12 4.5
23.12予 4.5参照元:四季報
楽天グループ役員の保有株主数はこちら
です。
2022年12月
三木谷浩史 代表取締役 11.091% 1億7634万株穂坂雅之 代表取締役0.007% 11万株
百野研太郎 代表取締役 0.02% 31万株
武田和徳 取締役0.001% 10,000株
廣瀬研二 取締役 0.003% 40,000株
Sarah J.M.Whitley 取締役 0% 0株
Charles B.Baxter 取締役 0.001% 10,000株
御立尚資 取締役0% 0株
村井純 取締役0.001% 9,000株
安藤隆春 取締役 0% 0株T
sedal Neeley 取締役 0% 0株
羽深成樹 取締役 0% 0株
長沼義人 監査役 0% 6,000株
藤田聡 監査役 0% 0株
山口勝之 監査役 0.004% 70,000株
片岡麻紀 監査役 0% 0株
https://irbank.net/E05080/officer
代表取締役のお二人の保有株数は
31万株と10万株ですね。
タレックアミン氏はCEOで彼らよりも上位に
位置する立場であったことを考えると
少なくとも15万株は保有していたと思われます。
ですので15万株 X 4.5円=675,000円。
約68万円。。。
以外と少ないですね。
ですので給料、ストックオプション、配当収入の
全てを合計すると役員報酬がメインとなり
ざっくり1億5千万円は最低でも貰っていたと思われます。
まとめ
今回は、楽天モバイルのCEOを退任された
タレックアミン氏の年収について
調査させて頂きました。
結論は最低でも1億円の年収は得ていたと
いうことが楽天グループの役員報酬の報告書等から
分かりました。
1億円を多いか少ないか、どうとらえるかですが、
このクラスの人材になると以外に少ないのでは?
と思ったのは僕だけでしょうか。
1億円もらえたらありがたいなぁ~、^^
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。