茨城県の
日立市役所のイベント会場や
東海村町役場に
冷静な顔つきで
何度も車を突っ込ませるという
衝撃的な報道が飛び込んできました。
容疑者の
益子泰(ゆたか)53歳は、
日立市役所と東海村に恨みが
あったと供述していますが
その恨みとはなんだったのでしょうか?
また、
事件の際には、
車の同乗者に益子泰氏の母親がいたとのことですが
母親も同じ理由だったのでしょうか?
これらについて
気になりましたので
調査させて頂きました。
もくじ
事件の概要
NHKから2023年12月7日に
下記のように報道されています。
6日、茨城県の日立市役所前の広場と東海村役場に相次いで車が突っ込み、53歳の容疑者が逮捕された事件で、このうち日立市の事件の車は容疑者の家族名義だったことが警察への取材でわかりました。
日立市の事件の際には母親も乗っていたということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
6日午後1時前、茨城県日立市の市役所の前にある広場に黒い車が突っ込み、広場でのイベントに参加していた40代の女性が骨を折る大けがをし、20代と30代の男性2人が軽いけがをしました。
また、この30分ほどあとの午後1時半ごろには、16キロほど離れた東海村役場の正面玄関にも白い乗用車が突っ込み、車を運転していた日立市の益子泰 容疑者(53)が建造物損壊の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、調べに対し容疑を認め「2件とも自分がやった。東海村役場と日立市役所に恨みがあった」などと供述しているということです。
これまでの調べで、日立市役所に突っ込んだ黒い車は容疑者の家族名義で、事件の際には母親も車に乗っていたということです。
この黒い車はその後、母親だけが乗った状態で容疑者の自宅近くで見つかり、白い車に乗り換えて東海村役場に向かったとみられています。
東海村の事件の車の所有者はわかっていないということで、警察は事件前後の足取りなどについて母親からも事情を聴くなどして詳しく調べています。
東海町役場で
車が突っ込んだ場所が
役場の中でも最も人が集まる
多い所とインタビューを受けた男性が
応えています。
日立市役所でも
住民が多数集まるイベント会場での
ことでしたので、
多くの人を巻き込もうとした
意思が見える行動だと思われますね。。。
益子泰の東海村役場や日立市役所への恨みや動機
報道内容
益子泰容疑者が
東海村役場や日立市役所に対して
恨みを頂いていることが
犯行動機と報道されていますが、
具体的な恨みの内容には
どの報道機関も言及しているものは
現段階ではありませんでした。
母親が同乗していた理由と「恨み」についての具体的な考察
報道では、
日立市役所に突っ込んだ
益子泰容疑者の黒い車には
母親も乗っていました。
ここから、
母親も息子の益子泰容疑者と同様に
「恨み」を持っていたことが考えられます。
では、具体的にはどのような
恨みを持っていたのでしょうか?
益子泰容疑者の年齢は
53歳ですので、
母親の年齢は
仮に25歳~30歳の間に
出産されていると仮定すると
78歳~83歳と
後期高齢者に分類されます。
また、
東海村役場や
日立市役所は仕事は
その地域にすむ住民を
サポートすることです。
ですので、
何かとサポートが必要な
後期高齢者である母親に関係する支援などの
お願いを
日立市役所や
東海町役場にしたものの
受入れてもらえなかったなどの
理由も考えられるかもしれません。
具体的な恨みの内容については、
報道され次第、追記させて頂きますね。
追記:恨みは原子力発電だった(2023-12-8)
NHKのラジオ放送で
益子泰容疑者の恨みについての
具体的な内容が明らかになりました。
益子泰容疑者は
東海村の原子力発電に関して
複数回、役場へ相談にいったとのことです。
その過程で
不満を募らせていったとの
ことでした。
東海村と原子力との関係性ですが、
実は、
東海村には原子力発電所があります。
東海発電所という名前で、
昭和41年7月に
日本で初めての
商業用原子力発電所として
営業運転を開始しました。
その後、
平成10年3月31日に
運転を停止しています。
また、
現在東海村では、
原子力発電所の再稼働を目指しています。
日本原子力発電は、
2022年2月28日に、
再稼働を目指している
東海第2原子力発電所(茨城県東海村)について、
安全対策工事の完了時期を
2022年12月から
24年9月に延期すると発表しています。
安全対策工事をしたうえで、
原子力発電を再稼働しようと
考えているのでしょう。
原子力発電に関しては、
東日本大震災から
いろいろな議論がされています。
容疑者も強い意見があったのでしょう。
国レベルの決定事項に
個の意見を反映することに
容疑者が無力感を感じ
あのような行動に出た可能性も
考えられますね。。。
震災、原発、避難、故郷がなくなる一方で
エネルギー問題もあり
立場によって、
色々な意見があると思います。
全ての人に
納得感を持って、
事を進めていくことって
大切ですね。
難しいですが。。。
まとめ
当事件の動画を見て、
益子泰容疑者が
疲れ切った様子で
関係者にもたれかかるように
歩いている姿を見て、
心身共に相当に消耗している
様子でしたね。
常軌を逸した行動に出るきっかけとなる
「恨み」についての具体的な内容は
現時点では報道されておりませんが、
高齢の母親との共犯であったことから
メンタル的に相当
思い病んでいたことが予想されます。
日頃から、
近隣の人々と
小さなコミュニケーションに幸せを感じるなど、
何か救いになることがあれば良いなと思いました。。。
また、
このような事件が発生することで
被害者も加害者も役所の人々も含めて
誰もが心を痛めますので、
助け合って生きていける社会を
少しづつでも築いていきたいですね。^^