もくじ
武志が病気の理由
常盤貴子が演じる
風見民子の一人息子、
風見武志が第三話で
自閉症のような症状を
見せていることに
驚いたとのコメントが
多数寄せられています。
第3話になって、息子の武志が
なんだか別人のようになっていましたが
心の病にかかったのですか?
幼い時は、元気で健康的な男の子でしたが
もし、発達障害とか自閉症の類でしたら
ある程度成長してから発症することもあるということですか?参照元:ヤフー知恵袋
ドラマ遥かなる山の呼び声。
元気いっぱいの小学生武志が自閉の中学生に変わってて、なぜ…?
てかなんか違う物語観てるようや🧐— emi®️ (@emipecoemi) October 8, 2023
この遥かなる山の呼び声の
原作は山田洋次監督で
高倉健さんが主演で
過去に映画化された
リメーク版です。
原作はこちらです↓
原版は、
阿部寛演じる耕作の
出所後は描かれておらず、
今回のNHKの放送では
原作の完結版という位置づけで
放映されています。
念のために、
原作版も拝見させて頂きましたが
やはり、
刑務所に入るところまでしか
描かれておらず出所後の
ことについては触れられて
いませんでした。
ですが、
武志が自閉症スペクトラム?、
発達障害の設定になっている理由としては、
山田洋次監督の作品に
共通する
「見た後に心が温かくなる映画」と
いうコンセプトからだと思います。
心温まる展開とは
このHNKドラマでは
主人公の家族である
耕作、民子、武志のハッピーエンドと
考えるのが自然と思います。
ハッピーエンドとは
①好き同士の民子と耕作の二人が
一緒に暮らすこと。
⓶民子の子供である武志が幸せであること
③また、他界した民子の主人の夢であった
理想の酪農を実現すること。
だと推測します。
そう考えると、
北海道の牧場を売って借金を返済すると
いうシナリオは無くなります。
同時に、
北海道で牧場をし続ける理由が
必須になります。
そこで、
生きている武志のためとすることが
物語上、自然なあらすじと考えたからでは
ないでしょうか。
武志は、
民子が第三話で言っているように
普通の子供には当たり前に
出来ることが出来ない。
ただ、
自閉症スペクトラムの特性上、
特定の分野において
秀でた才能を発揮する傾向がある。
それが
武志にとっては音楽、ピアノであった。
だから、
彼自身の生きる支えになっている
ピアノを思う存分にやらせて
あげたい。
そのために
武志の音楽の完成に著しく
影響を与えているであろう
北海道という大きな自然の
環境で育ててあげたい。
そんな
自然な親心だと思います。
僕自身、
発達障害の子供を持つ親ですので
民子の立場でしたら
同様に子供にとって
ベストな環境な提供したいと
思います。
武志が
自閉症になっていると設定に
対して、
賛否両論あるかもしれませんが
そういった障害を持った子供も
育て方により
幸せを享受出来るということを
ドラマでは言おうとしているの
かもしれませんね。
単純に
二人の男女の話で終始せず
近年、社会問題になっている
発達障害の要素も取り入れている
ところがNHKならではいうことかも
しれませんね。
遥かなる山の呼び声 続編(阿部寛・常盤貴子主演)の最終回
予想される展開
上述した部分と被るかもしれませんが、
山田洋次監督の映画に共通する
コンセプトは、
「見た後に心が温かくなる作品」です。
実際に本当に僕自身がそう感じるのかな?
と思い、
山田洋次監督の
「幸せの黄色いハンカチ」や
「遥かなるの呼び声」などを
見てみました。
そうしたら
本当に人間っていいなって
思えるような温かい気持ちに
なりました。
ですので、
このコンセプトは
阿部寛さん主演のNHKドラマ遥かなる山の呼び声
でも継続されるコンセプトだと考えるのが
自然だと思います。
では、
心温まるハッピーエンドとは
どんな終わり方でしょうか?
それは、
主人公である
民子、耕作、武志が幸せになること
だと思います。
大好きな3人が一緒に暮らし、
武志の生きやすいように
北海道の大自然の土地で暮らす。
更に、
他界した民子の前夫の理想の
農業を実現する。
これだと思います。
これらが叶うことで、
民子、耕作、武志だけでなく、
民子の義理の母親も
皆、幸せになれるのでは
ないでしょうか。
実際の展開(放送後に追記 2023/10/15)
阿部寛が演じる耕作と
常盤貴子が演じるとみこが、
一緒に暮らすというハッピーエンド
でした。^^
詳細を記載させて頂きますね。↓
札幌で、
耕作が交通誘導員を
していた時に、
武志が乗った車と偶然の
遭遇。
その後、
武志の誘いにより
ピアノの演奏会に参加。
ピアノの演奏会で
武志が昼に持病の薬を
飲み忘れたことが原因により
卒倒。
急遽、
武志を助けるために
運転の下手な藤井隆演じる
ピアノの先生に代わって運転。
武志の自宅まで
車で武志を送り届ける。
そこで
とみこと5年越しの再開。
とみこの告白。
ずっとあなたを思っていたと。。。
耕作は、
直接的には
好きだなども言葉は
発しなかったが、
牧場で働かして欲しいと
嘆願。
とみこが
耕作を抱きしめ喜びを
表す。
二人で
一緒に暮らし始める。
伏線として、
ピアノの先生を演じる
藤井隆は、とみこが好きだっただけに
悔しい思いをしている。
ハッピーエンドでしたね。
個人的には、
耕作の妹が、
お兄ちゃん(耕作)を思う優しい気持ちに
心を打たれました。
やっぱり、
山田洋次監督のコンセプトを
引き継いで、
最終話も心温まる内容でしたね。^^
人間っていいですね。
心暖かいは万能なり。
桜井章一の言葉ですが、
本当に暖かい心って
大切にしたいです。^^
まとめ
今回は、
阿部寛と常盤貴子主演の
NHKドラマ、「遥かなる山の呼び声」の
最終回と武志が病気になった理由について
調査、考察させて頂きました。
巨匠、山田洋次監督の名作、
遥かなる山の呼び声の完結編と
いうことでどのような結末になるのか
心待ちにしている人は多いと思います。
僕もその一人です。^^
最後までお読み頂きありがとうございました。