こんにちはritaです。
”奇跡体験アンビリバボー”で
あの銀行員行方不明事件が特集されますね。
オンエアは2019年9月12日(木) 19:57〜21:00です。
ネタバレ的で恐縮ですがこちらの事件は
群馬県の前橋で実際に起こった悲しい事実なので
一足お先に調べさせて頂きました。
事件の概要、牧野さんの行方、
”持ち逃げ銀行員”と称された家族の壮絶な人生。
犯人の動機や名前まで、気になる点を纏めて後述します。
もくじ
番組内でのストーリー【奇跡体験アンビリバボー】
番組では
引きの強いこのようなタイトルとなっていますね。
実録事件簿・銀行員行方不明事件!
大金が入った集金バッグとともに消えた銀行員。
アンビリバボーな事件の真相と無実を信じた家族の壮絶人生!https://www.fujitv.co.jp/unb/
そして当事件の内容は
下記のように表現されていますね。
集金のために取引先へ出かけた銀行員・牧野が帰社予定時刻になっても帰ってこない。心配した同僚たちは、取引先である大手企業A社を捜索。そこには牧野が乗っていた社用車が停まっていた。牧野の姿も、およそ1700万円の大金が入った集金バッグも無い。やがて、警察の捜索が始まると、社用車ではなくバスに乗っていた牧野を見たと言う者が複数現れた。警察は“牧野が大金を盗んで失踪した”との見方を強め、新聞も同じように報道した。牧野の妻と息子二人の生活は一変。「持ち逃げ銀行員」の家族として嫌がらせやイジメを受けるようになる。それでも無実を信じ続けた家族の壮絶人生とアンビリバボーな事件の真相とは!?https://www.fujitv.co.jp/unb/
ポイントは、
無実を信じ続けた家族の壮絶人生と
アンビリバボーな事件の真相の2点ですね。
この点はもちろんのことの
プラスアルファも含めて後述させて頂きますね。
実際のストーリー:「無実を信じ続けた家族の壮絶人生」と「アンビリバボーな事件の概要」
こちらが当事件の概要となります。
事実のみの抜粋です。
佐木隆三著『殺人百科 四』(徳間文庫)によると、銀行員が乗っていた車が、日本生命前橋支社ビルの駐車場で発見されるも、集金したはずの現金780万8721円と、小切手44通(額面合計1033万6735円)が無くなっていました。
事件発生当時、銀行員による横領事件や不祥事が明るみになる社会背景もあり、群馬銀行は、「持ち逃げの可能性がある」として、あえて届出をしませんでした。翌日、銀行員の妻が、前橋署に捜査願を提出するも、前橋署は「持ち逃げによる失踪」と判断。マスコミも同様に報道しました。
う
「持ち逃げするはずがない」と、妻は警察に夫の無実を訴えましたが、聞き入れてはもらえませんでした。さらに悲劇は悲劇を生み、1981年8月27日、妻は自宅の寝室で自殺。重油タンクの中から夫の死体が発見されたのは、その1年4か月後のことでした。翌年12月22日、群馬県警は、練馬区のパチンコ店に住み込んでいたF(事件当時43)を逮捕。事件当時、Fは日本生命前橋支社の社屋ビルに管理人として、妻子とともに住んでいたそうですが、警察の手がまわると、Fはすんなり犯行を自供。動機は「ギャンブルでサラ金から500万円の借金があり、返済に追われていた。奪った金は返済に充て、残った150万円はギャンブルで使い果たした」とのこと。
1983年9月26日、前橋地裁はFに無期懲役判決(求刑死刑)を下しましたが、翌年12月19日、東京高裁で控訴をするも、棄却。上告しなかったため、刑が確定しました。
時効を過ぎたあとになってはじめて、銀行員こそが強盗殺人事件の被害者であることが明らかにされました。参照:http://blog.livedoor.jp
裁判長の重い一言
牧野さんを殺害した犯人F(名前は後述)に
無期懲役が下されましたが、
控訴審で裁判長は、このようにコメントされています。
「もう少し警察の念の入った捜査が行われれば、事件は早期に解決され、家族の悲劇は避けられたかもしれない」。
裁判長という公の立場の人間が
あえて口にしたこの一言。
これは何を意味するのでしょうか?
”家族の悲劇”という殺害された牧野さんの
妻の自死。つまり2次被害のことを指しているのは
明かですね。
この事件に対応した前橋署は
銀行員による大金の持ち逃げによる失踪と
判断し初動を開始しています。
そしてマスコミが同様に報道したと
されています。
この時の奥さんの気持ちは如何ばかりで
あったでしょうか。
第三者の僕が想像しても胸が痛くなります。
愛する夫が突然いなくなる。
それだけでも気が動転するでしょう。
そこに更に追い打ちをかけるかのように
世の中が自分の夫は大金を持ち逃げをした!
と白い目で見て来るのです。
子供もおられて逃げる場所もなかったでしょう。
挙句の果てには
市民を守るべき公的組織にも
相手にされずにその心はいかばかりだったか…
胸が痛むのは僕だけではないはすです。
罪を憎んで人を憎まずと言う言葉が
ありますが、
どうか弱いものをいじめをしない世の中で
あって欲しい。
まずは僕自身から行動していきたいと思います。
牧野家族の壮絶な人生の詳細
持ち逃げ銀行員のレッテルを張られた
牧野さんご家族は奥さんと息子二人となっています。
当ご家族は「持ち逃げ銀行員」として
世間から白い眼で見られ嫌がらせやいじめを
受けたとあります。
そして更なる悲劇は
夫を信じ続けた妻が自殺をしてしまうことです。
ネット上では、
母子ともに心中されたや
息子さんが番組で出演されるとの
情報もありますが真偽の程は番組内で
確認したいと思います。
ただ一つ言えることは、
一人の人間の不幸が別の人間の不幸を誘い、
それがまた新たな不幸を生むという負の連鎖。
この起点になったのがお金。
真剣に向き合うことが必要なのだと僕は思いました。
お金持ちになりたいとか
楽して稼ぎたいとかそういう意味ではなく、
正々堂々と必死でお金を稼ぐ。
そして家族を養っていく。
家族がいない独り身の人であったら
自分や誰かの為に使う。
そういったプラスの循環。
言い換えれば利他的な行動が
この負の連鎖のどこかにあれば、
アンビリバボーな牧野さんやそのご家族
そして犯人も含めた悲しい被害者を救えたのでは
無いかと考えてしまいます。
苦しんだご遺族、関係者の方々には
心よりお悔み申し上げます。
群馬銀行・銀行員失踪事件の犯人は誰?
佐々木隆三著の殺人百科四によりますと
犯人は生命保険会社の福田とされています。
事件の概要では”F”と称されていますが
Fukuda のFですね。
群馬銀行・銀行員失踪事件の犯人(福田)の衝撃人生
上記ではサラ金で首が回らないことが
犯行の動機と記載させて頂きましたが、
その理由は競艇、競輪に狂ってしまった
ことが要因のようです。こちらも情報源は
同じ佐々木隆三著の殺人百科 四です。
ちなみに犯人の福田は、
サラ金の借金総額が500万円。
利息が月20万円弱だったとのこと。
体に銅線を巻いて感電死を試みたが
失敗したとのことです。
その後、群馬銀行集金係(番組内では
牧野さん)を殴殺し、ボイラー室の重油タンクに
沈めたとのこと。
まとめ
ということで今回は、
・番組内でのストーリー【奇跡体験アンビリバボー】
・実際のストーリー:「無実を信じ続けた家族の壮絶人生」と「アンビリバボーな事件の概要」
・裁判長の重い一言
・牧野家族の壮絶な人生の詳細
・群馬銀行・銀行員失踪事件の犯人は誰?
・群馬銀行・銀行員失踪事件の犯人(福田)の衝撃人生
について調査させて頂きました。
当事件でお亡くなりになられたご遺族の方には
重ねてご冥福をお祈りすると共に、
二度とこの様な悲しい事件が起こらない世の中で
有って欲しいと切に願います。
また僕自身、利他の心でその一助になるべく
精進してまいりたいと思います。
心より。