by https://woman-type.jp/
こんにちはritaです。
女優の夏木マリさんは２０代後半はやる気がなく、
全てのことが面倒くさくなったといいます。
やる気を取り戻したきっかけに、
２０世紀に活躍したフランスの哲学者
メルロ＝ポンティの「身体論」との
共通点があったとのことですが、
一体それはなんなのでしょうか。
っていきなり、メルロさんの身体論って言われても
何がなんだかわからないですよね。
この哲学者のメルロ＝ポンティさんは、
一生をかけて身体について研究し、
その成果をまとめたのが、上記の「身体論」なのです。
なので凄い人が書いた凄い本なのです。
一体全体、
その身体論と夏木マリさんがやる気を取り戻した
共通点とは一体なんなのでしょうか？
調査します！
もくじ
身体論とは
身体論とは何かというと小難しいので
一言で言うと身体脳というやつですね。
武道の哲人が使われる言葉で、
空手会の権威の宇城憲治さんも言われて
います。
どういうことかと言うと、
難しい動きでも訓練を積むと無意識に
出来るようになるという奴ですね。
例えば高速でピアノを弾くこと。
一般人には出来ませんが、
稽古を積んだプロは出来る。
しかも簡単にサラッと。
これは数千回という訓練を繰り返したために、
イメージとしてはその神経が太くなり
脳味噌を経由しなくても指が勝手に動いて
綺麗に弾けてしまうという奴ですね。
夏木マリさんが実践したこと
夏木マリさんはこう言われます。
仕事で働き過ぎてもう何もやる気が出ない。
家の家事も面倒くさい。
そんな時に何もせずに黙ってやってみよう。
そうして先に体を動かすと気持ちも不思議とやる気が
沸いてきて面倒くさいという気持ちも薄らいでいく。
そんな気持ちになったそうです。
仏教の作務に似ていますね。
何も言わずに黙って目の前のことをする。
只管打座。
今風にいうと、 “Just do it!”
これもちょっと古いですが 笑 <(_ _)>
まとめ
ということで今回は、
フランスの哲学者・メルト＝ポンティの身体論と
夏木マリさんがやる気を取り戻した共通点に
ついて記事にさせて頂きました。
身体論って難しそうでしたが、
シンプルに言うとこんな感じでしょうか。
心と体は繋がっている。
だから体を動かすと心も動く。
やる気が出ない時は何も考えずに
体を先に動かしてみよう。
夏木マリさんも
同じようこれを無意識にされて
やる気が出ない状態から復活されたとの
ことでした。
哲学者が考え抜いた境地を
夏木マリさんは実際に生きる上で
生活の知恵として気づいていく。
プロセスは違っても到着地点は同じだったのですね。
なんだか、素敵な話ですね。
目の前のことを深めよう。
素直にそんな希望が持たせてくれる話でしたね。
人体と、心、
空手で言うと、心技体。
なんだか書いてて楽しくなりました ＾＾
最後までお読み頂き有難うございました。